画面サイズの決め方:視距離と設置幅で選び、価格では選ばない
サイズを決める数値は二つだけです。お客様が立ち止まったときの目から画面までの距離と、取り付ける壁に確保できる幅です。50cm 以内は 5〜8 インチ、1m 前後は 10.1 インチ、1.5m 前後は 15.6 インチ、2m 以上は 21.5〜32 インチを選びます。
七つのサイズと用途
| 画面 | 解像度 | 推奨視距離 | 設置高さ(画面中心) | 適した設置場所 | 機種 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5″ | 720×1280 | 30–40cm | 1.20–1.35m | 棚のエンド、冷蔵ケースの側板、幅の狭い柱 | XT802C |
| 8″ | 800×1280 | 40–60cm | 1.25–1.40m | 棚の通路、コンビニエンスストアの壁面、カウンター横 | XT802D |
| 10.1″ | 800×1280 | 60–90cm | 1.35–1.45m | 主通路、カテゴリー入口、薬局カウンターのそば | XT802E / XT802E-X86 |
| 11.6″ | 静電容量式タッチスクリーン | 70–100cm | 1.35–1.45m | 横画面で画像を見せたい場所、壁の幅が 40cm しかない場所 | XT802G-X86 |
| 15.6″ | 1366×768 | 1.0–2.0m | 1.45–1.55m | 店舗入口、エスカレーター乗り場、試着室の前 | XT802F / XT802F-X86 |
| 21.5″ | 1080×1920 | 1.5–2.5m | 1.30〜1.50m(縦画面) | 商業施設のフロア、病院のロビー、行政窓口 | XTCM215 |
| 32″ | 1080×1920 | 2.0–3.5m | 1.30〜1.55m(縦画面) | 売場のメインエントランス、サービスカウンター横、吹き抜け | XTCM320 |
設置高さは画面中心で測り、身長 155〜180cm の成人のお客様を想定します。店舗の主な利用者が子供や車いす利用者の場合は、中心高さを 15〜20cm 下げます。スキャン窓は画面の下にあるため、低くすると手が届きやすくなります。
三つの手順で決める
- 壁面を測る:設置幅が 20cm 未満なら 5 インチのみ、20–25cm なら 8 インチ、30cm 以上なら 10.1 インチが選べます。15.6 インチは幅約 40cm・高さ 30cm、21.5 インチと 32 インチは壁面全体が必要です。
- 立ち場所に立つ:店員に実際にお客様が立つ場所に立ってもらい、目の高さから壁面までの距離を測ります。60cm 以内なら 10.1 インチで十分です。1.5m を超える場合は 8 インチでは文字が見えにくくなります。
- 表示内容を決める:単価・規格・QR コードのみなら 5–8 インチで足ります。商品画像、販促文言、複数行の仕様を出すなら 10.1 インチ以上、ポスター、フロアマップ、組み合わせ提案まで出すなら 21.5 インチ以上が目安です。
選び間違いやすい四つの点
| 誤った選び方 | 結果 | 適切な対応 |
|---|---|---|
| 価格で選び、安いものを先に買う | 画面が小さく文字が読めないため、お客様は結局店員に尋ねることになり、コストがかかるだけで効果が出ません | まず距離でサイズを決め、そのサイズの中で OS と構成を選びます |
| 画面は大きいほど良いと思い込む | 大画面はコストが高く壁面も取り、近距離では見上げる姿勢になります | 視距離に合わせて選びます。棚の場所に大画面を使うのは無駄です |
| 設置幅を確認しない | 届いた機器が取り付かず、返品やブラケットの交換が必要になります | 注文前に壁面の幅と高さを、ブラケットと配線スペースを含めて測ります |
| 画面だけを見て放熱を見ない | 密閉した木箱に入れると、夏の高温で動作周波数が下がり、フリーズすることもあります | 背面に 3〜5cm の空間を空け、密閉した筐体に収めないでください |
サイズに関する質問
同じ店舗で、すべての場所に 10.1 インチを使えますか
可能ですが、得な選び方ではありません。棚のエンドは 5 インチで足り、浮いたコストで台数を増やせます。入口には 15.6 インチまたは 21.5 インチを置くと、お客様が遠くからでも見つけられます。組み合わせて配置すると総コストは低くなります。
8 インチと 10.1 インチは 200 元以上の差があります。この差を削る価値はありますか
棚の側面などお客様が近づく場所なら 8 インチで足ります。その場所で販促情報も出すなら、10.1 インチは使用できる面積が五割ほど広くなるため、10.1 インチを選ぶことをおすすめします。
縦画面と横画面はどう決めますか
縦画面はリストと詳細(商品カタログ、フロア案内、手続き案内)に、横画面はポスターや画像(販促、コーディネート提案)に向いています。802 シリーズは縦画面で設置する例が多く、15.6 インチは横画面が標準です。
画面の明るさは調整できますか
可能です。システム側で調整できます。窓際や照明が直接当たる場所では明るさを上げ、夜間や暗い店内では一段下げると、見やすさを保ちながらまぶしさを抑えられます。
タッチスクリーンは手袋のまま操作できますか
静電容量式の画面は指の腹での操作を前提としており、薄手の手袋なら通常は使えますが、厚手の手袋や濡れた手では反応が鈍くなります。生鮮のバックヤードなど厚手の手袋が必須の現場では、ご注文前にお知らせください。別のタッチ方式を検討します。
サイズが決められない場合は現場写真をお送りください
壁面の幅、設置高さ、お客様の立ち場所が分かる写真をお送りください。どのサイズが合うかをお伝えします。